ネイティブには通じない日本語英語(36)デコレーションケーキ
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(36)デコレーションケーキ
This refers to a fancy or nicely decorated cake. Decoration would mean fake or something not meant to be eaten.
- After dinner, my friends surprised me with a lovely birthday cake!
- I used to work at a local cake shop and make cakes for all sorts of occasions!
解説
今やsweets boomで、ケーキ屋さんに行くと美しいケーキがたくさん並んでいて選ぶのに迷ってしまいます。若い女性でpatissier(フランス語)を目指す人も多いようです。最近は、クリスマスの時期以外余りデコレーション・ケーキという言葉を聞かなくなりましたが、昔はクリスマスにお父さんが大きなデコレーション・ケーキをお土産に帰るのを楽しみにしていた家庭も多かったようです。
Decoration は、解説にあるようにsomething pretty that you put in a place or on top of something to make it look attractiveで、きれいに飾り立てるという意味はありますが、英語には decoration cakeという言葉はないようです。日本でも、decoration cakeは主にクリスマスの時期に売られる大きな丸いケーキで、最近では余りpopular ではないようです。
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ネイティブには通じない日本語英語(35)レントゲン
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(35)レントゲン
This refers to an X-ray. Wilhelm Rontgen is actually the name of the inventor of the x-ray machine.
- I had been coug35hing for several weeks, so the doctor ordered an x-ray.
- After I had the X-ray, I realized that my leg was broken.
解説
医療器具のレントゲンは、X線を発見したドイツの物理学者の名前に由来しているのですね。英語ではx-ray と言わないと通じないので気をつけましょう。
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ネイティブには通じない日本語英語(34)ウェット
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(34)ウェット
This refers to something sentimental or tender hearted. This does not carry the same meaning in English.
Incorrect usage: This job as a social worker requires someone who is a little wet.
Instead:
- The new Japanese family drama is a very sentimental show. I’ve cried several times while watching it.
- A lot of people who work at hospitals are very tender-hearted. They always want to take care of each other.
解説
日本人が使う「ウェット」は、英語の使い方とは大きく違っています。
例題1と2にあるように、sentimental とかtender hearted がこれに相当する語です。同様にdryも「彼はとてもドライで、恋人を泣かせても平気だ」とか「最近は人情が薄れて、何でもドライに割り切る人が多い」というような場合に dry が使われることは、英語ではありません。でも辞書を見ていると、 wearisome, dull 「無関心な」、「温かみのない」という定義もあるようで、その例題としては a dry answer やa dry jokes などが挙げられています。この場合は、日本人が使う「ドライ」と多少共通点があるかもしれません。
辞書を見ているといろいろな発見があるものです。幼児が“おもらしをする”のもwet です。もちろん動詞として使われています。
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ネイティブには通じない日本語英語(33)レベルアップ
日本語にはたくさんの外来語、いわゆるカタカナ英語や和製英語が存在しています。
日常生活の中で頻繁に使用されるので、つい英単語のつもりでネイティブとの会話にも使ってしまいますが、実際にはネイティブにはまったく意味の通じない言葉も数多くあります。
このコーナーでは、トーク・アベニュー英会話講師のJoel Liptonが、日本での生活と4年間の英会話講師経験を通して気付いた「外国人に話しても通じない日本語英語」を紹介します。
英語を学ばれる方々の参考にしていただければ幸いです。
トーク・アベニュー教育研究室
Contributed by Joel Lipton
トーク・アベニュー英会話講師Joelから英会話を学ぶ方へのメッセージ
日本人の英語話者は、”間違った初心者”として知られています。
日本では、さまざまなメディアで人々は英語に触れています。例えば「OK」「バイバイ」「ケースバイケース」などは、日常生活ににすっかりなじんだフレーズです。
これらの言葉は日本語での会話では問題なく通用しますが、ネイティブスピーカーにとっては奇妙に感じられたり、混乱をきたす原因。こうした「日本語英語」の単語やフレーズを見て行きましょう。
Many Japanese English speakers are known as “false beginners”. In Japan, people are exposed to English everyday in various forms of media. Many English phrases or words such as “O.K.”, “bye bye”, or “case by case” have made their way into everyday speech. While these words make perfect sense in Japanese conversation, to native speakers they might seem strange or cause considerable amounts of confusion. Let’s take a look at a few of these “Japanese English” words and phrases:
通じない日本語英語(33)レベルアップ
This means to improve or to increase the quality of. Again, many of the “up” phrases are Japanese English.
Incorrect usage: I want to level up my English.
Instead:
- I’m studying English to improve my speaking skills.
- We need to increase the quality of the education in our schools.
解説
bace upの項でも触れられていましたが、私たちは“何々up”を本当によく使います。でも、improveなり increaseなり、英語には適切な表現がたくさんありますから、ぜひそちらを使うようにいたしましょう。