ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(39)もろい仕組み
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
もろい仕組み a house of cards
Something that is a house of cards is poorly thought out and can easily collapse or fail.
貧弱な考えでつくられた結果、すぐに崩壊、失敗するもの
※ カードでつくられた家は、すぐ壊れて当然です。日本では砂上の楼閣とも言いますが、英語でもcastle in the airと、似たような表現があります。short-lasting projectですね。
例文
- Only after the bankruptcy did everyone realize that the company had been a house of cards.
- It’s better to take our time and set things up right than to hurry and risk building a house of cards.
1.経営破綻して初めて、みながどんなに会社が危険な状態にあったかに気づいた。
2.急いで不完全なものをつくる危険を冒すより、時間をかけてきちんと仕組みを考える方がよい。