ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(37)厄介な問題
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
厄介な問題 a hot potato
A hot potato is an issue or problem that nobody wants to deal with: they would rather pass it to another.
a hot potatoはだれも扱いたがらない問題、他の人に押し付けたいような課題。
例文
- The problem with the nuclear power plant is a hot potato issue among government officials.
- After the CIA agent was arrested, his case became a hot potato that none of his bosses wanted to deal with.
1.原発の問題は、政府関係者の間では厄介な問題である。
2.CIAのスパイが逮捕されてから、彼のケースは上司のだれもが手をつけたくない事案になった。
※ potato, apple, cherryなど、野菜、果物に関するidiomはたくさんあります。
apple なら、a bad apple で他に悪影響を及ぼす人(物)ですし、polish the appleはご存知のように“おべっかを使う”です。
cherry は、make two bites of a cherryで二度目の試みをするという意味になります。