ネイティブが教えるビジネス英語口語表現(10)火に油を注ぐ
「これって英語で何て言うんだろう?」
英語を話そうとして、ふとそんな疑問がわくことは多いのではないでしょうか。このコラムでは、ネイティブがビジネスシーンでよく使う言い回しやフレーズを紹介していきます。
難しい英単語を覚えるより、すでに知っている単語を使った言い回しを覚えて、より自然な英語表現と語彙を身に着けましょう。
火に油を注ぐ to add fuel to the fire
this means to make a bad situation worse
このidiomは日本語と同じで、日本でも「火に油を注ぐ」という表現はよく使われます。
それでなくても悪い状況をますます悪くすることです。
例文
- If you have to fire an employee, don’t add fuel to the fire by insulting them too.
- The two countries have always been at odds, and the current situation only adds fuel to the fire.
1.従業員を解雇しなければならないなら、軽蔑したりして、彼らの感情を逆なでしてはいけない。
2.この2つの国はいつも反目していて、現状ではますます火に油を注いでいる。
at odds もidiomで、「相争って、不和で」を意味します。ついでに、oddsは賭け率、オッズのことでThe odds against your passing the final exams are 100 to oneなんて言われたら絶望的ですね。1%しか合格する見込みがないということです。even oddsなら五分五分なんですけれどもね。